初顔合わせ
ここでは、設計者に設計を頼む場合の仕事の進め方を説明しながら、いい加減な設計者がやりがちな手抜きのポイントについて取り上げてみることにしましょう。
設計依頼は、まずお客さん(建主候補)と設計者が会うことから始まります。
初顔合わせでは、設計事務所にお客さんが出向く場合や、建主宅に伺う場合とそれぞれです。
私の場合、事務所:建主宅=3:7くらいでしょうか。事務所へ来る依頼者は、雑誌やイン
ターネットなどで依頼を検討している人が多く、初回は様子見で終始し、その場で頼む人はあまりいません。
一方、建主宅へ伺う場合は紹介者がいることが多く、依頼者の希望を聞いたり、敷地を見たりと初回の打合せへと進むことが多いのです。
初回の打合せの際に、建主側で用意しておくとよいものがあります。
・敷地の資料(測量図など)
・「こんな家に住みたい」といった希望をまとめた資料
後者の資料については、箇条書きやメモ書き程度で大丈夫です。
雑誌の切抜きや、写真もあればイメージがつかみやすくなります。
また、数は少ないですが、間取りを描いてくるお客さんもいます。それをそのまま採用することはありませんが、初回のヒアリングの判断材料としてはそれなりに有効です。
ここで大切なことは、設計者に対して何となく違和感を覚えたら、その設計者は断ったほうが無難です。
人間どうしにはやはり相性というものがありますし、代わりの設計者なんて山ほどいます。これからずっと話合いのなかで仕事を進めていく大切なパートナーですから、今後のトラブルを避ける意味でも、建主側でそれを見極めることは重要なのです。
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