ライフプランを明確にする
マンションにするか、一戸建てにするか。
間取りをどうするか。
新聞の折り込み等の美しいチラシをながめながらマイホームを想像するのは楽しいものです。
リビングの広さや台所の位置、和室を何畳にしようとか、子供部屋をどうしようとか、住まいのカタチから検討に入る方が多いのではないでしょうか。
でも、住まいのカタチから検討に入ってしまうと、あなたが望む居住環境の一面しかとらえられないおそれがあります。
まず検討すべきことは、新しい居住環境を獲得する前に、あなたの暮らし、居住環境についてのライフプランを明確にすることです。
これを意外に軽く考えている人が多いようです。
一生住めるマンションを選ぶのであれば、家族を含めたライフプランはしっかり考えておかないと、後悔することも出てきます。
以下に、私が思い悩んだ居住環境の前提条件をお話しします。
あなたもご家族にとって最適な居住環境の前提条件をしっかり整理してみてください。
●働き方や家族構成の変化などを整理する
住みはじめてからの変化について、たとえば、次のようなことから考えはじめました。
定年までに、何度か異動があるとすれば、そのときは単身赴任生活があり得るかもし れない。ならば、週末に移動の便がよいところに住居を構える必要がある。
このことは、羽田空港や東京駅に楽にアクセスできる地域を選定するきっかけになりました。
●仮に異動がなかったにせよ、定年まであと20年近い期間にわたって、いったい通勤時間にどれほどの人生を費やすのだろうか。通勤に費やす時間と労力はバカにならない。
●子供が社会人になるまで、あと十数年は子育てが続くので、住居は子供部屋の配置を十分意識する必要がある。
住宅というのは、マンションであれば20年、戸建住宅でも30年で、機能的劣化(外壁、配管などが物理的に劣化してしまうこと)や社会的陳腐化(部屋の広さや設備機器の仕様などの水準が、時代の要求に合わなくなってしまうこと)が生じてしまいます。
家族構成に応じた最適な間取りをどう考えるかは、とても重要です。
●夫婦の老後をどこで過ごすか。大自然に囲まれた田舎暮らしも魅力的だが、いざというときに病院が近くにあることのほうが重要に思える。
●近い将来両親の面倒をみることも視野に入れる必要がある。
いざというときには田舎の両親の介護について柔軟に対応できる態勢を考えておく必要がある。
この間題については、必ずしも明確な答えが出ていません。今後とも走りながら対応していくことにしています。
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