床はフローリングに限る
床の仕上げ材はフローリングとしておくと、施工業者にとってはおいしいといいます。
フローリングといっても、ムク材から、薄くそいだシート状の木を表面に貼った合板と変わらないものまで、多様な種類があり、厚さの違いもさまざまです。
価格も2万円を超えるものから3千円程度で手に入るものまであり、価格幅が大きいのは、施工業者としてはごまかしが利いてよいというわけです。
見積りの段階ではカタログの写真程度の確認ですませますから、色味が似ていれば実際のものとの違いは分かりにくく、まして仕上がってしまえば、素人目にはムク材か合板フローリングかも分かりづらいものです。
実物のカットサンプルを見せることもありますが、「これで見積もらせてもらいました」といえば話はすんでしまいます。
あるお宅では、引渡し後2年足らずで便所の給水管から漏水して下地が腐ってしまったために、フローリングを張り替えなければならなくなり、はがしてみたら、話と違ってフローリングがムクではなく合板+突き板タイプの安物で、しかもフローリングどうしを噛み合わせる実加工もしていないものであることが分かった、という話を開いたことがあります。
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