型枠はすぐ次の現場に
コンクリートを流し込むための型枠は、以前は木製の板でつくられていました。
しかし、2、3回も鋳型にすると使えなくなって高くついてしまうため、今では、住宅の基礎では鉄板製の鋼製型枠を使うのが一般的となってきています。
これであれば何度も使い回すことができるうえ、コンクリートが固まった後もはがしやすく、コンクリートがきれいに打てます。
コンクリートを流し込んだ後は、ある程度の強度が山るまでは「養生」といって、この型枠を決まりに従って、最低でも4、5日は外さずにそのままにしておかなければなりません。
夏の場合は、気温が高く、コンクリートが発熱して急激に乾きやすいため、ある程度固まったらホースで散水するなどして、過度に水分が逃げるようにします。
冬の場合は、固まっている途中でコンクリートが凍るとスポンジのようにスカスカになって強度が出ないため、コンクリートの上にシートなどをかけたり、時には暖房をして、凍らないように養生します。
しかし、手抜き業者は、回転よく、次々と仕事をこなしていきたいので、流し込んだ翌日には、さっさと型枠を外して次の現場にもっていってしまいます。
コンクリートはある程度は囲まっているものの、まだ軟らかいので、型枠を外すときに角が欠けたりすることもあるのですが、後で上を平らにするときにいっしょに直せば問題ないと考えているのです。
とにかくコンクリートを流し込むときは非常に慌ただしいので、型を普たときは這線にしておいたつもりでも、コンクリートの晋や流し込む庄力などで多少票たわんでしまうこともあるのです。
そのため、支保工はしっかりと固定し、できれば細かく入れておいたほうがよいといえます。
手抜き業者は面倒くさがって支保工を細かく入れたがらないうえ、たとえ型枠がたわんでいるのに気付いたとしても、コンクリートの打設作業は忙しいので、直しもしません。
少しくらい曲がっていても、後で土台が載って留められれば刷は足りるのだからよいと、いい加減に考えているからです。
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