電気工事は最短コースをとろう
電灯線、電話線、テレビ配線など住宅の電気配線の量は非常に多くなりました。
その配線は人間の神経のように家中に張り巡らされています。
電気の配線は、ルートごとに建物の骨組みに沿って、まとめてきれいに配線し、金物で90cm以内に留めます。
床下や天井のなかは水平方向に、壁のなかは縦に配線していきます。
しかし、こうした見えないところに施工するため、きちんと施工されないことが多々あります。
部屋が正方形だとすると、本来は2辺を配線することになるのですが、目的地への最短ルート、すなわち直線的に配線してしまいます。
これだと、電線は3割は少なくてすみ、手間もかかりません。
そのうえ、電線も外れない程度に留めておくだけです。ひどいときにはビニルテープで留めていることもあります。
このように施工すると、床下や天井裏が放射状の配線で、見苦しいうえ、維持管理がしにくくなってしまいます。
電線の周りの絶縁の被覆はダイオキシンの元である塩化ビニルなので、電線を長く使うことは罪悪であり、その影響はわずかとはいわれていますが、配線が長くなると電圧の降下が大きくなって不利、というのが手抜き業者の言い分です。うまい言い逃れもあったものですね。
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