天井高
居室の天井の高さは、建築基準法施行令第21条第1項によって、2メートル10センチ以上でなければならないことが規定されています。文部科学省の2003年度学校保健統計調査によれば、高校3年生男子の全国平均身長は、170・7センチですから、天井の高さも2メートル40センチはほしいところです。
最近の天井の高いマンションでは、2メートル60センチから2メートル70センチのものもあるようですが、一般的な事務所ビルの天井高が2メートル50センチから2メートル70センチであることを考えると、よほど長身の息子さんがいる家庭は別として、2メートル40センチあれば十分でしょう。
天井を高くするとなると、相対的に階高も上がります。
そうするとコンクリートや鉄筋の量が増え、結果的にその重量を支える柱や梁が太くなり、工事費がアップします。
また、天井が高くなるということは、内装の面積も増えますので、内装工事費もアップします。
このように階高を上げることは、工事費を上げる大きな要因になるのです。
ですから、マンション業者は、階高を上げることにとても慎重です。
他の物件と差別化できないような階高であれば、とくに宣伝しないということです。
消費者の階高への関心が薄いのをいいことに、天井の低いマンションを計画する業者がいるとすれば要注意です。
マンションの検討は平面(間取り)だけでなく、断面(高さ)についても、しっかりチェックしましょう。
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