ペアガラスで結露を防ぐ
2枚のガラスを組み合わせたペアガラスは、北海道などの寒冷地域では常識ですが、温暖地城では、まだ普及途上です。
ペアガラスは、断熱性能が高く、結露しにくいので、選択したい仕様のひとつです。
室温20度、湿度60%のときに、1枚のフロート板ガラス(いわゆる透明ガラス)ですと、外気が8度以下になると結露が発生します。
ところが、ペアガラスですと、外気がマイナス2度になっても結露しません。
また、断熱性の高いペアガラスを採用することによって、不快なコールド・ドラフト現象を低減することも可能です。
冬場に窓ぎわに座っていると断熱性の低い窓付近で冷えた(コールド)気流(ドラフト)が床に降りてきて背中がビンヤリするのは、コールド・ドラフト現象のためです。
省エネは窓の断熱性能向上がカギ
マンションの断熱性能に、最も影響のある部分は窓です。
1992年の改正省エネ基準レベルの戸建て住宅の場合、冬場に室内の熱が外部に流出する割合は、窓が48%と最も大きく、外壁の19%、換気口の17%、床面+屋根面の16%を大きく上回っています。
また、夏場に外部の熱が室内に流入してくる割合も窓がm%と最も大きく、外壁の13%、屋根+床の11%、換気口の5%を大きく上回っています。
このデータは、板ガラス協会のパンフレットに示された戸建てのモデルケースです。
マンションの場合ですと、ほかの住戸に囲まれている部分が多く、戸建て住宅よりも外部に露出する割合が小さいことから、窓部に占める夏・冬の熱ロスの影響はもっと大きくなります。
いずれにしても、ペアガラスを採用し、窓の断熱性能を下げることで、大きな省エネ効果を得ることができます。
ペアガラスを採用しているマンションの場合、間取り、サッシの種類、窓の数、大きさなどによって違いはありますが、ペアガラスではないマンションの分譲価格との差は、おおむね2〜3%です。
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