マンション一戸に専有面積が2つ?
マンションの広告などでは、各住戸の専有面積が表示されています。
「3LDKで75㎡あればまずまずの広さかな」
などと考えたりすることも多いでしょう。
ところが、マンションの専有面積には計算方法が2つあり、面積も違ってくるのです。
ひとつは「壁芯(へキシン)計算」といって、壁の中央を基準に計算するもの。
もともと設計図が壁芯基準で、公庫融資の面積条件、パンフレット、広告などの記載面積はこの「壁芯計算」によります。
もうひとつは「内法(ウチノリ)計算」といって、壁や柱の内側を基準に計算するもの。
区分所有法という法律では、各住戸の所有者個々の所有権が及ぶのは壁や床、天井に囲まれた内側で、そのため登記簿の面積は「内法計算」なのです。
同じ住戸でも、「壁芯計算」より「内法計算」の面積のほうが狭くなります。
マイホームに関する税制上の特例である「住宅ローン控除」などでは、登記簿上の面積で床面積50㎡以上を条件にしており、
パンフレットでは50㎡あっても登記簿では50㎡を切るため、特例が利用できないことがあるかもしれません。
比較的コンパクトなタイプのマンションを購入するケースが多い独身の人などは、十分注意しておく必要があります。
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