床暖房の物件を選ぼう
エアコンは、空気の対流熱で部屋を暖めようとしますので、部屋の温度が高くなる割には足元が暖まりません。
また、エアコンから吹き出される温風のせいで、部屋のホコリが舞い上げられますし、空気が乾燥しますので(対流熱によって室内温度が上がり相対的に湿度が下がるため)、喉の弱い人は風邪をひかないように要注意です。
床暖房であれば、足の裏など床に接する部分は伝導熱で、接していない部分はふく射熱(物体からまわりへ放射され伝わる熱)で暖められますので、部屋全体の温度を低く抑え(=省エネ)、頭寒足熱で快適な暖房が可能です。
それでも、イニシャルコスト、ランニングコストの安さにひかれて石油ファンヒーターを選択する人がいます。
確かにコストだけを比べると、床暖房よりも石油ファンヒーターのほうが有利です。
でも、床暖房でなければ得られない大きなメリットが3つあります。
床暖房の最大のメリットは、火を使わないので、一酸化炭素中毒やヤケド、火災などの事故のおそれが皆無だという点です。
私は中学生のころ、石油ストーブをつけたまま、閉め切った居間のソファで熟睡し、危うく一酸化炭素中毒になりかかった経験があります。
間一髪のところで、母親に起こされましたが、しばらくは頭がガンガンしました。
小さなお子さんがいるご家庭はもとより、将来年老いたときの安全性の面を考慮すると、安易に石油ファンヒーターを選択するわけにはいきません。
2つ目のメリットは、床暖房は床面からのふく射熱 (床に接している足の裏などからは伝導熱)によって身体が暖められますので、とても快適だということです。
床表面付近の温度が30度だとして、足元がポカポカの割に、部屋全体の温度は低いので、頭は涼しいということです。
3つ目のメリットは、空気が汚れないので、窓を開けて外の冷たい空気の入れ替えをしなくてすむということです。
また、運転音がなく、静かなことも床暖房のメリットです。
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