忘れがちなのが「地盤」のチェック
住宅をチェックするとき、真っ先に目がいくのは「建物」。意外に見過ごしがちなのが土地そのものの質、すなわち「地盤」です。
素人でも分かる地盤の強度
土を掘り返して直接目でみて確かめるというのは困難ですが、素人でも、以下のような方法で地盤の善し悪しをチェックすることができます。
建物の様子を確認する
建ってからある程度の年数が経過していれば、すでに地盤の影響が建物に現れているのが普通です。
基礎や外壁、アプローチの階段や塀などに、大きなヒビ割れができていなければOK。
一定の広さをいっぺんに造成するのが普通なので、買おうとする家だけでなく、近隣の家の状況もじっくり観察して回りましょう。
土地の素性を調べる
よく「水に関係のある地名に注意しろ」などといわれます。
もともとが沼や沢だった土地は、地盤が水を含んで軟らかく弱い可能性があります。
最近は町名変更も進んでいますが、図書館などで古い地図を調べれば、かつての状況がわかります。
比較的新しい物件の場合、買おうとする家には直接影響が出ていなくても、近隣に地盤沈下などがみられる場合もあります。
宅地造成時、建築時の資料を確認
軟弱地盤が疑われる場合、建築時にきちんとした調査にもとづいて地盤改良や基礎補強が行なわれているかどうかがカギになります。
建築当時の地盤調査書があるかを確認し、しっかり対処してあるようならひとまず安心です。
擁壁や造成の検査済証もチェック
宅地造成時の形状や構造については重要事項説明書に記載されている場合があるので、そこも要チェックです。
特に傾斜地のひな壇状の造成地では、擁壁工事の状況が重要なポイント。
一定規模以上の擁壁・造成については「宅地造成等規制法」や「建築基準法」による許可や確認が必要なので、完成時に役所から検査済証が交付されているか確認しましょう。
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