業者とうまく付き合って、よい物件情報を流してもらおう
優れた中古物件の情報ほど、業者のマル秘ファイルに温存され、表に出ないうちに売れていきます。
こういう情報を手に入れるには、やはり経験と実績のある業者(営業マン)と懇意になるのが早道。
あなたが心を開いて接すれば、相手も積極的に応じてくれます。
一戸建て探しのほうが難しい
業者との付き合い方は、一戸建てであろうと、マンションであろうと、大きな違いはありません。
ただし、ひとつだけ相違点をあげておきましょう。
それはマンションと一戸建ての流通の違いです。
マンションは分譲デベロッパー系列の仲介業者を介したものが少なくありませんが、一戸建ては分譲業者が多種多様なだけに、系列よりも中小仲介業者の扱う件数が圧倒的に多いのです。
つまり、買う側にとってはマンションのほうが仲介先を絞りやすく、一戸建てはどこに依頼するのがベストなのか、わかりにくいわけです。
いい換えれば、一戸建て狙いで仲介業者とよい付き合いができるなら、マンションの場合はもっとたやすいということ。
一戸建てを探すつもりで業者との付き合い方を学んでおけば、万事OKでしょう。
最優先する希望を伝える

「地域」「広さ」「価格」の優先順位は、人によってまったく異なる。
業者に物件探しを委託するときは、優先順位をきちんと伝えること。
そうしないと業者も物件を絞りにくいし、あなたにも無駄な情報がいっぱい届くことになる。
率直な態度が、業者の信頼を築く
どのような業者(営業マン)が信頼できるかについては後の機会に述べるとして、
いくつかの業者を当たって「これは信頼できる」と思ったら、まずあなたがすべきことは「希望の物件と予算」を「簡潔かつ正確に伝える」ことです。
いうまでもなくあなたはお客様ですが、相手も人間です。
向こうがあなたに対して悪い感じを抱いたとしたら、やはり前向きに付き合う気分にはならないものです。
こうなってしまうと、よい物件が出たとしても、あなたに最優先に回してくれるとは思えません。
念のために営業マンからみて、付き合いたくない顧客像を、以下にあげておきましょう。
(1)必要な情報まで隠す人
(2)態度がエラそうな人
(3)あまりにも消極的な人
(4)コロコロ意見が変わる人
最も困るのが(1)です。
いかにプロといえども、基本的な情報がなければ探しようがありません。
収入や将来の見通しなどは正確に話したがらない人が多いのですが、家を購入する場合はダメ。
希望や願望だけでなく、現実に即した情報がはっきりしなければ、あなたが購入可能な物件価格もはっきりしません。
これではあなたにピッタリの物件を探すのが難しいのです。
しょっちゅう意見が変わる人も困りものです。
せっかく条件に見合うものを探し出しても、コロリと宗旨替えするようではプロもやる気が失せます。
こういう人は自分の希望がしっかり固まっていないということ。
まずは自分が求めるものはなにかを整理するところから始めなければいけません。
信頼を築ければ優先情報が得られる
営業マンは対話のときに、あなたをしっかりと観察しています。
このとき大切なのは、あなたも相手をよく観察することです。
じっくり話を聞いてくれ、上手に希望を引き出して、あなたの質問にも的確に答えてくれる相手ならマル。
ろくに話を聞かないまま物件をすすめ始めたり、話を途中で切り上げて
「とにかくみにいきましょうか」
などとあおるようならバツ。
もしもバツなら振り出しに戻って、業者探しから再スタートです。
営業マンが乗り気になれば、すぐに積極的に行動を開始します。
まず、自社保有の物件のなかからピッタリのものを探し、なければ情報網を当たってくれます。
それでも適当な物件がみつからないとき、信頼関係を築いておくとその効果が最大限に発揮されます。
営業マンはつねにあなたを最優先の顧客の一人として記憶にとどめ、新たな物件が出るたびに希望に見合うかどうかチェックして連絡を入れてくれるでしょう。
相互信頼のうえで「お任せ」しておけば、「最新のマル秘情報」が優先的に届くようになるはずです。
事情が変わったらすぐ業者に伝える

業者(営業マン)からの的確な反応を期待するには、あなた自身も積極的にアクションを起こさなければいけない。
まず、自分の日常生活に大きな変化があったときは素早く連絡しよう。
「電話曹号など連絡先の変更」をはじめとして、
「日常のスケジュールに大きな変化があった」「中長期に不在予定ができた」
なども、必ず連絡を入れておく必要がある。
また、「購入予定日を少し変えたい」とか「予算をもう一度見直したい」などというのは重要な変化。
これらを放っておいて、いざ物件の紹介を受けてから「実は・・」などといい出すようでは、間違いなく信頼関係を損ねてしまう。
物件探しを催促するだけでなく、業者が動きやすいように折にふれて身辺事情を伝えるようにするのが、ことをスムーズに運ぶコツと心得よう。
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