競売物件には手を出さない!
ローンが払えなくなった、抵当権を行使された、などといったような事情で、所有者がやむを得ず手放した物件を裁判所が競りにかける、これが「競売」です。
よい物件は落札価格が高くなる
競売物件は、当初の「見積り価格」こそ市価より安いのですが、そこはオークション。
優良物件には人気が集まり、それなりの価格でなければ落札できません。
逆に安すぎる物件は、掘り出し物というよりも「なにかウラがあるかも」と考えるのが賢明でしょう。
最も不安なのは、その物件に「占有居住者」がいないかどうか。
落札しても明け渡してもらえないことがあり、ひどいときはそのまま居座られたり、法外な立退き料を請求されたり…。
競売物件を狙うなら、事前に入念な調査が必要です。
競売は、室内が確認できない
競売が決まると、裁判所は「物件明細書」「評価書」「現況調査報告書」という資料を公開します。
裁判所の執行官による現地調査の内容が記され、賃借権の有無や引き渡し命令が出る可能性などについても書かれています。
ただし、調査から競売までにはタイムラグがあり、状況が変わっている可能性が大。
調査書を鵜飲みにはできません。
現在の状況を確かめるには、自分で実際に物件まで足を運ぶ必要があります。
しかし、競売物件は外から様子をみることはできても、内部をみることはできません。
マンションなら管理人に聞く、一戸建てなら近所の人に尋ねる、という方法くらいしかないでしょう。
実際に失敗例が少なくありませんから、慎重な取り組みが必須になります。
競売マンションの落とし穴

マンションの場合、運よく落札して入居できたとしても、前住者が滞納していた管理費や修繕費を請求されることもある。
このような細かいことまでは、裁判所の調査ではフォローされていないことがほとんど。
競売マンションを狙う場合には、滞納がないか管理人に確認したい。
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