この時期の物件はちょっと怖い?
中古マンションは、「新しければよく、古いものはダメ」という単純な図式では判断できません。
ある時期の物件には要注意ということも・・
バブル期、一大マンションブームが巻き起こりました。
地価高騰のあおりで分譲価格は猛烈に上昇し、建てれば片っ端から売れたものです。
当然、こういう時期には儲けだけを狙った「にわかデベロッパー」が登場し、粗悪物件を売り出します。
もちろん、すべてではありませんが、
「ブーム期のマンションには質の悪い物件の混入率が高い」というのは事実です。
過去、何度かマンションブームがありました。
1972〜73年の日本列島改造論が世間を沸かせたころを「第3次マンションブーム」と呼びます。
当時はオフィスビルや高速道路の建設も盛んで、セメントに混ぜる砂が不足。
塩分の残る海砂もたくさん使われました。
もちろん、それらはコンクリートを急速に劣化させます。
つまり、この時期の物件は要注意なのです。
市況低迷時期の物件にも注意
他方、売れ行きが悪化して分譲価格がどんどん下がった時期のマンションも注意が必要です。
無理なコストダウンのために構造体を薄くしたり、工期を極端に短縮する例もあったからです。
たとえばバブル崩壊後の数年間などがそれに当たります。
また、オイルショック時に建設された物件にも、質が懸念されるものがあります。
これらの時期にも優秀な物件が数多く供給されているので、絶対に避けるべき、ということではありませんが…。
物件のチェックを念入りに

ここで取り上げた時期の物件がすべて要注意というわけではない。
あくまでも目安のひとつ。
通常の物件以上に念入りなチェックをすることが大事だ。
法律改正時期も目安のひとつ
建築時の市況のほかに、そのマンションがどういう法規のもとで設計されているかもチェックポイントのひとつです。
日本の建築法規は、過去何度か耐震基準が見直されました。
近年では1971年に建築基準法を一部改正、80年に大幅な耐震基準の見直しを行ない、翌81年に新耐震設計法を施行。
この2つの改正時期が、耐震設計の確実性を測る節目になります。
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